Q:現代人はなぜこんなにアレルギーが増えているのでしょう?
アレルギーA:一つの理由は身体の「外側から入り込む異物」を排除しようとし過ぎてしまうこと。そして身体の「内側にいる細菌・真菌・ウイルス」の出す毒素が体内のセンサーを刺激すことが原因でアレルギー反応を起こすひとが増えているのです。

Q:どんな人が病気になりやすいのでしょう?
病気になりやすい人A:「感覚器官
が敏感な人です。「感覚器官
とは、皮膚感覚・聴覚・視覚・味覚・臭覚・第六感の気配があります。感覚器官が鈍感だといろいろやっかいですが、敏感過ぎるともっとやっかい。病気になり易い身体になります。

Q:「感覚器官」が敏感になるとどうなるのでしょう?
聴覚
A:「感覚器官
が過敏なると、車酔いや人酔いしやすくなったり、味に敏感匂いに敏感になります。光や音、目に見えない気配にも反応し、皮膚や粘膜も敏感になりさまざまな症状が出やすくなります。
本来排除が必要な細菌・ウイルスなどの異物だけでなく、花粉や埃や化学物質にも過剰反応しアレルギーを発症します。「脳が感じ過ぎる」からです。

Q:なぜ「脳が感じ過ぎる」と病気になるのですか?
感覚器官
A:「感覚器官
が情報を感じ取った情報は脳へ伝達されると、脳はその人の栄養の足りていないところ、又は痛んでいるところ(患部)に体液(血液やリンパ液)を集めます。体液が集まった状態が水ぶくれ・涙・鼻水・腫れです。ほどよく集まれば問題ありませんが、敏感な人は集まり過ぎるためにアレルギーや様々な症状が出てしまいます。

Q:体液が集まりすぎて起きる症状にはどんなものがあるのでしょう?

A:例えば「偏頭痛」は、体液(血液)が集まる際に血管が波打つ事で神経に当たって起きます。「しめつけ頭痛」は、体液が集まって脳が膨張するために、脳が少しでも体液を減らそうとして吐くことにつながります。

ストレスで起きる「腹痛」は、弱いところに一気に体液を集めようとする。すると、ホースの水を強く飛ばしたいときにホースをつぶして水の通り道を狭くするように、血管を細くして早く体液を送ろうとする血管と血液との摩擦によってお腹がクーっとなります。その後、集まった体液を追い出そうと下痢になるのです。身体の仕組みはすごいです。
感覚器官

Q:「感覚器官」が敏感になるのはどうしてでしょう?
感覚器官A:生まれ持って感覚神経が敏感なひとは、母親の体内環境が要因のひとつでもあるようす。そして父親が体験した恐怖心が精子に記憶されて孫の代にでることがあるのだと。医学的に解明はされていないまでも、この事を知った時、遺伝子には記憶まで刻まれそれが子でなく孫に出ることに驚きました。

生後、感覚器官が敏感になる原因は、幼い頃病気になって長期にわたって薬を使い続けた経験を持つこと。成長の過程でいじめにあったり、親からストレスを受けたりすることで「自分の力」が弱ってしまい、弱った「自分を守ろう」と過敏になります。
聴覚

Q:自己指圧をするとなにが良いのですか?

A:昔からの健康法に、皮膚刺激で肺や免疫力をあげる寒風摩擦があります。
自己指圧の目的は、「感じ過ぎない」「治しに行き過ぎない」身体づくりです。皮膚と神経を刺激することで、「脳の感受性を鈍感」にし、免疫の暴走を抑えて、自分で自分の身体を治していくのが自己指圧なのです。

Q:自己指圧のコツはなんでしょう?

A;続けていくことが大事です。毎日絶対でなくて時々サボったとしても続けることです。すると、感じ過ぎることが減っていって、いい意味で「脳がドン臭く」なって治しに行かない身体になります!