オーラル・ケア

肩こり、首こり、腰痛膝痛の原因が口の中?

そればかりか頭痛、視力低下、耳鳴り、鼻炎、逆流性食道炎も原因は口の中?

皮膚炎も喘息も認知症も・・・

口の中にはたくさんの菌がいます。善玉菌、悪玉菌、そして病原菌群。

私が口の中のことを学び出したのは、10数年抱えてきた身体の痛みを終わらせてくれた恩師との出会いです。その恩師が、口の中の菌が全身の痛みの原因だと教えてくれました。

慢性的な腰のぎっくり。年に数度の首や背中のぎっくり。数カ所で分断された体を、気力でバランスをとって動かしている状態が10数年続いていました。

数えきれないほどのいろいろな治療院に通いました。一瞬楽になっても、身体はどんどん動きづらくなっていきました。もう治らない。我慢して生きるしかないと諦めかけていました。

ところが、恩師の言うように口腔内のケアをはじめ、痛みのある箇所の口腔内を原因とした菌の滞りをケアしていきはじめて3ヶ月ほど。私の体は驚くほどの変化を得ることができました。

そでまで、駅で立ち止まっている時にふと横を通った人の体が触れただけでぎっくり腰になっていた体が、海外旅行用の思いスーツケースを持って階段を駆け上がれるようになったのです。

なんで?嘘みたい!本当?

もしこれが本当ならば、多くの方に伝えたい!

と、口腔内環境の研究をはじめました。

出会った著書の中にジョージ・E・マイニー氏の「虫歯から始まる全身の病気」があります。その中で書かれていることは、歯科医でもないわたしが、口腔内の健康と全身の関係を体の不調に苦しむ方々や病をどうにか改善したいと願う方々にお伝えしていく大きな後押しとなりました。

患者の抜歯した歯をウサギの皮下に埋め込んだ。二日後、ウサギは患者と同じく関節炎になって四肢を動かせなくなり、十日後感染症で死亡。腎臓の場合は腎臓。眼なら眼。心臓、関節炎、胃潰瘍、膀胱感染症、卵巣、静脈瘤、骨髄炎…。ありとあらゆる病気にうさぎは同様に感染した。

それまでなかった病原菌が体内に入っただけでウサギは死亡。命を失わないまでも、病原菌が体内に入ってしまったのならばどうすればいいのか?

最も重要なことは、自分の口腔内(体内)にある菌をこれ以上増やさないことです。

身近なことから気をつけるべきことは、

・ペットボトルの回し飲みはしない

・大皿料理には取り箸を使う

・食べ残しはシェアしない

そしてこれから子孫を残したい方々に叫びたい重要事項。

・好きな人ができたら歯周病の検査をしてからキスをする

・・・冗談ではなく、これは歯科医大の教授が最初の授業で生徒に伝えることです。

その上で、自分でできる対処方。専門家にお願いして予防や対処をする。

健康な体づくりは日々の積み重ねです。

オーラルケアからの健康法をはじめてみませんか。